第48回埼玉県ミドル失語症者の会

 

新型コロナウイルス(COVID-19)は、ニュースで言っているワクチンと治療薬。この2つがあれば、なんとか収束に向かっていけるようですね。1年前は、効く薬などもつけずに、まるで裸で外出するようなものでした。

その間に、3月埼玉県若い&ミドル失語症者のつどいは中止し、次の5月も中止を決定しました。私の会社では、コロナ以前にオンライン(Teams、Webex、Zoom)を使っていました。もしかしたら、オンラインは、埼玉県若い&ミドルに使えるかもしれないと思い、さっそく常駐のSTに相談しました。STから、各失語症者に呼び掛けを行ってもらいました。

失語症者や家族に、インストールやパソコン、スマホなどの立ち上げを行ってもらいました。皆さん、本当にありがとうございました。でも、パソコンやスマホなどの機器に弱いという失語症者には、どうしたものかなあと思っています。

近況報告ですが、2020年4月から在宅勤務が始まり、もう年が変わりました。なにか挑戦してみようという事で、再び言語聴覚士のリハビリを始めることにしました。この組織は、毎週1回で月6千円です。そこでは、健康保険は使いません。某会社の補助を使っているようです。そこは、オンラインで、Zoomです。外出しなくっても自宅から受ける事が出来るのです。交通費もいりません。この組織は大阪府にあります。オンラインは、埼玉県にいても、大阪府へ繋がるという事を意味します。

私の言葉は聞いたことがある方には分かるんですが、濁音が変でしょ。
たとえば、「失語症者がトウカを撮ってくれた」。
相手の気持ちは、
『「トウカ」?「投下(トウカ)」?もしかしたら「透過(トウカ)」かなあ?』
本当は、私の言いたい言葉は、
『失語症者が動画(ドウガ)を撮ってくれた』と。
これを流ちょうに言えるようになりたいのです。脳梗塞をしてから21年。無理かもしれませんが、頑張ります!!

将来、1対1でするオンラインの治療は、必ず機能が充実し、一般的になっていくような気がします。

 

 

埼玉県ミドル失語症者の会
令和3年2月 会長・友井規幸