第46回埼玉県ミドル失語症者の会
新型コロナウイルス感染症は、2019年12月中国の武漢市で発生し、原因不明の肺炎となり、そろそろ約1年になります。名称が、少しややこしい「COVID-19」。もともとコロナウイルスは、MERS(マーズ)やSARS(サーズ)など、私は簡単な名前でよいと思っていましたが、違っていましたね・・・。
将来、新しいウイルスが見つかって、「新型コロナ」ではなく、「COVID-19」と言われる日が来るかもしれないです。ちなみに「COVID-19」の読み方は「コビッドナインティーン」です。
世の中は、三密、ソーシャルディスタンス、マスクなど、ガラっと変わってしまいました。外食産業やホテル、旅館、航空業、鉄道会社なども、もう元には戻らないような気がしています。タダでは起きないぞと言われているのがオンラインの登場です。電車や車に乗らなくても、自宅にいながらオンライン会議。講習会やスポーツ観戦、合コン、婚活、ライブ、葬式などは、多少の不便はあるものの、全部、オンラインで出来てしまいます。
でも、オンライン会議で、ちょっとまずい点があります。私だけかもしれないですけど・・・。マンションの3LDKに住んでいます。息子が2人いて1部屋ずつ使い、私と妻が1部屋、共有して使うようになっています。しかしながら、「新型コロナ」の登場で、出勤は制限され、在宅勤務になってしまいました。毎日、オンライン会議などしていると、妻は、テレビは消し、掃除機や洗濯機なども控えるようにしています。早くコロナ収束に向けてくれないかなと、本当に思っています。
4月緊急事態宣言、「家にいましょう」STAY HOMEから始まって、今度は、7月「外へ行きましょう」で、GoToトラベルやイート、商店街、イベントなど、行政はいろいろ言ってきます。私たちは疾病をもっています。そして、感染症は弱いところからで攻めてきます。危ない道は避けていかないといけない訳です。
でも、失語症者は、家にいるだけですまないですよね。やはり、運動や散歩、買い物など、外出が必要なんです。私たちは、軸がぶれずに進もうではありませんか。コロナ禍は、本当に超激動の変化なのです。
埼玉県ミドル失語症者の会
令和2年11月 会長・友井規幸