第65回埼玉県若い失語症者のつどい

ハンバーグが大好きです。特に目玉焼きがのっているアレ。

肉汁たっぷりのアツアツハンバーグに目玉焼きの黄身がとろけて・・・
もう、ほんと。たまりませんね。で、何が言いたいか?

ハンバーグの構造について言いたかったんです。

ハンバーグはひき肉と玉ねぎ、たまごなどで構成されていますが本当に重要なのは、これらの素材ではなく・・

「パン粉=つなぎ」

なんですね。

肉や野菜という主役にくらべて非常に地味なんですがコレがないと
ハンバーグが、グズグズでハンバーグとして成り立たないんです。

つまり、何事も

「つなぎが重要」

コレが言いたかったんですね。

ねじとボルトの間のワッシャー。骨と骨の間の軟骨。ケーブルをつなぐハブ。

これら、表舞台に出ず非常に地味ですが、ものすごく重要です。

特に、今のような時代の変わり目。この“つなぎ”が、ポイントです。

人と人のつなぎ役。世代間のつなぎ役。地域間のつなぎ役。
これが、ものすごく大きなポイントになってきます。

みなさんは、どれとどれのつなぎ目になっているでしょうか?

それでは、3月にWith Youさいたまでお会いしましょう!
皆さんのご参加おまちしていますm(__)m

 

埼玉県若い失語症者のつどい
平成30年2月 会長・志村 高広

 

 

第33回埼玉県ミドル失語症者の会

 

違う団体での話になりますが、昨年、12月2日の日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会の研修会「伝え合うことから始める~私達の高次脳機能障害~」は、実行委員を務めていました。私は登壇の機会を与えてもらい、タイトルは「失語症というのはなんぞや」。それと、STの大畑さんも「意思疎通支援者の話」を講演することになりました。なんとか原稿は出来ました。

ただ、「聞きに来る参加者」を集めるのは、本当に本当に苦労しました。

チラシ配りは、盛岡市の失語症全国大会や脳卒中フェスティバル、事務局から郵便で送付などしてくれました。しかし、12月2日は、東京版若い失語症者のつどいの開催、品川失語症友の会の開催などとダブってしまいました。それに加えて、毎年行われる障害者週間(12月3日から9日まで)の前日であることも分ってきて、来てくれるかなあと心配になりました。

しばらくすると、事務局から「予約は5名しか来ていない」。ゲェゲェ、マジで・・・。約10日しかないという事で、各実行委員面々、ホームページの掲示板、SNSの書き込みなどしてくれました。出来る限りのことをしました。

当日、本番の日を迎えました。ふたを開ければ、参加者はいっぱい来てくれました。埼玉県若い&ミドルつどいや東京、山梨、大阪、兵庫などからも、仲間たちも来てくれました。心のうちでは、涙がとまりませんでした。本当にありがとうございました!!やっぱり失語症者のパワーは、物凄いものがあるなあと感じました。

後日、「2017年研修会・アンケート結果」が郵便で届きました。定員200名で、なんと、参加者は134人です!!中身は、当事者は34人、家族は23人、医療・福祉・市民など77人です。感謝、感謝です。

2017年研修会・アンケートに限らず、アンケート全般について、選択式や◯×式は分かるけど、「記述式」は本当に難しい。短時間で文章の組み立てがよく出来ていないからそうなるし、それに左手で書くのは困難です。私もそうだから、よく分かります。あれは悔しいよね。私は、当事者の選択式のアンケートは判断することにしています。そして、私の講演は、ほとんどの多くは「良い」という評価を得られていました。ふぅ、良かった~。

『登壇者』と『聞きに来る参加者』は、コミュニケーションが必要という事がよく分かり、改めて納得した次第です。

 

埼玉県ミドル失語症者の会
平成30年2月 会長・友井規幸