第64回埼玉県若い失語症者のつどい
こんにちは!
もう今年も終わりを迎えつつありますね。皆さんは今年どんな年でしたか?
2018年というとあと2年で2020年、東京オリンピックが始まります。それと・・・
・年号が平成から変わる
・人工知能が飛躍的に伸びる
・家族の単位が変わる
・産業の主流が製造業からIT・サービス業へとシフトする
・週3午前中のみメインの会社に出社し、残りは遠隔作業とNPOなどの別の活動に取り組む人も多くなる
・少子高齢化の影響を受け若手労働力として外国人の受け入れも盛んになる
・お金もすべて仮想化される(ビットコインなど)
・地域の単位も変わる(「道」または「州」に再編成するなど)
・ひとつの職種/ひとつの会社で働くことにとらわれず、さらに在宅テレワークを中心とする人たちが増える・・・などです。
実際にある部分では動き出しているものもあるそうです。
なんだか、怖いようなでもワクワクするような感覚はないでしょうか?でも私は希望をもっています。(どっかの政党ではありませんが・・笑)
今はつらい、苦しいかもしれない。けど、希望はあるのです。私も20代のころにうつ病になりました。そして、今は母親の老人性うつ病に悩んでいます。
まだまだ沢山あるのですがここでは言えません(笑)でも、どんな時でも希望はあるのです。
皆さんは呼吸をして、心臓を触ると胸がバクバクいっているのがわかりますか?
「今」を生きていれば何とかなるものです。前にこんな話を聞いたことがあります。
「朝起きたら正月、夜寝る前には大晦日」と思い今、この瞬間を生きるといいよ。脳に障害のある皆さんなら、この意味がわかると思います。
それでは、12月17日(日)にお会いしましょう!
埼玉県若い失語症者のつどい
平成29年11月 会長・志村 高広
第32回埼玉県ミドル失語症者の会
毎年のように、日本失語症協議会が開催している全国大会。今年は、東北の岩手県盛岡市でありました。失語症全国大会インいわて実行委員会、参加者の皆さんなど、本当にお疲れ様でした。
十数年前は、想像するに会の様子は、いわゆるお年を召している老人ばかり(老人の方、ごめんなさい・・・)だと思っていましたが、今は違います。行って見ると、若い人もいれば、老人もいる。まさに、老若男女。「失語症」という、名前も聞いたことも無いような障害と戦っている人たち。それに、家族、ST、OT、PT、医者、ボランティアなどのサポートしている人たち。そう、仲間たちのつどいの場です。それは、祭典のように、私には見えました。
残念ながら、今回行けなかった人も、ぜひ参加して見てください。必ず、価値はあります。私は、初めて深夜バスで行って、会と懇親会に参加し、深夜バスで帰ってくる、殺人的な旅行で乗り切ろうと思いました。やっと帰ってくるとどっと疲れが出てきて、1日寝て過ごしました・・・。もう若い自分ではないとつくづく実感したところです・・・。
会の最後には大田仁史さんの講演で締めます。「失語症者は、失語症者を見て学ぶ。」それは想像するに、失語症者は、失語症者のうまい演説を聞くと、言語練習のリハビリにより一層熱が入る。失語症者は、失語症者の昼の食事を見て口の周りに、ご飯粒を付けている。ああいう事が無いようにしよう。失語症者は、失語症者の何気ないその言葉で、感動を呼ぶことができる。ああいう風な人間になりたい。
ああいう人になりたい、ああいう人になってはダメ。「ああいうふう」というのがポイントなのです。言葉ではなく、「思い」が重要です。そのためには、リハビリも必要だし、道具や工夫も必要です。大田さんは、私にこれらのことを与えてくれます。
次回は、九州の大分県であります。飛行機でも良し、新幹線でも良し、船でも良し。そのためには、貯金が必要ですよ~。
埼玉県ミドル失語症者の会
平成29年11月 会長・友井規幸